2017年 理事長所信

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「咲顔あふれる未来の創造へ」

理事長 飯塚 康

 

~はじめに~

私は湯沢市に生まれ育ち、今もここで生活し商売をしています。そして、きっとこの まちで歳を重ね生涯を閉じるのだろうと思っています。 秋田県の人口は2040年には現在の3分の2にあたる70万人に減ると言われて おり、湯沢市においては3万人を切ると推測されています。少子高齢化、消滅都市とも 言われるこの湯沢市の未来はどうなるのでしょうか。このまちに根を張り商売をしてい るものにとって、人口が減ることは深刻な問題であり、自企業の繁栄が無ければ青年会 議所活動を続けることは非常に困難です。

~咲顔あふれる未来の創造へ~

私たちは日々、自身の成長や自企業の経営向上のため、また地域の発展のために青年 会議所活動を行っています。その全てが故郷や、次代を生きる子ども達の未来に繋がっ ているのではないでしょうか。 私たちが考える子ども達の未来とは「笑顔の絶えない未来」です。 私たちは皆、笑顔の種を持っています。この種を撒き、水を与え、大切に育てた芽は やがて、未来に花開く子ども達の「咲顔」となります。もともと「咲」は、人が笑うこ とを表す漢字でもあります。花が咲く心も、人が笑う心も、同じ心。私たちも家族や故 郷から笑顔の種を授かり「咲顔」をたくさん咲かせてきました。多くの愛を注がれ成長 した私たちから、次の世代へ「咲顔」を繋いでいきます。子ども達を育てる環境を整え、 住みよいまちを創ることで、たくさんの咲顔を咲かせたいと考えます。

~「このまちで暮らしたい、子どもを育てたい」と思えるまちへ~

10代、20代の若者が進学や就職などにより一度故郷を離れても、様々な経験をし てまたここに帰ってきたい。そう思えるまちにしたいと考えています。 なぜ若者が帰ってこないのか。仕事がないから、遊ぶところがないから、様々な理由
が挙げられますが、一番大切なのは地域に対する愛が足りないからだと私は思います。 そして、地域の魅力に気付いていないからだと思います。本当に帰ってくるかは故郷へ の想いの強さです。湯沢青年会議所として若者の県外流出を留め、県内の定住人口を減 らさないような取り組みを行い、若者の故郷への意識の変革と、心の豊かさを高めてい く運動を行ってまいります。 そして、このまちに帰ってきたい、このまちで暮らしたいと思われるには、まちの魅 力を知ってもらわなければなりません。平成20年より湯沢青年会議所は湯沢商工会議 所青年部とゆざわ小町商工会青年部と共同で、「ワイキュービック」というまちづくり 団体を組織し活動しております。昨年は地域の魅力を発信するため「ゆざわざわざわ ざ わざわゆざわ」を創刊いたしました。今年もアップデートを重ね更に湯沢の魅力を発信 するべく活動を行います。 また、活動範囲を湯沢市のみならず近隣町村と連携をしたいとも考えています。湯沢 市は秋田県や東北、全国から見れば一つの点でしかありません。近隣町村と手を組むこ とによって点が面になり、広角的な情報発信が可能となります。また新たな交流やビジ ネスチャンスにも繋がりますし、他を知ることで自地域の魅力を再発見したり、足りな い部分が見えたりするはずです。 若者の流出を留めることは雇用や経済的問題などが密接に絡むため、とても難しい問 題です。1年で結果が出るものでもありません。しかし、若者が帰ってこないことを嘆 くのではなく、帰ってきたい、ここで暮らしたいと思ってもらえる環境を創ってまいり ます。

~創立50周年に向けて~

湯沢青年会議所は1969年に創られ、本年は49年目を向えます。長きにわたり行 政や各諸団体をはじめとする多くの方々と共に、地域の発展や経済の発展のために運動 を展開してまいりました。間もなく50周年という大きな節目を向えるにあたり準備室 を立ち上げ、先輩方のこれまでの努力と伝統や歴史に感謝するとともに、湯沢青年会議 所のさらなる飛躍へ繋がるように進めてまいります。 しかし、近年は会員の減少が激しく、現在は30名ほどの会員数となっています。事 業規模も縮小をしなければならず厳しい状況であり、会員拡大は急務の課題となってい ます。では、どのようにして会員を増やしたらよいのか。それは青年会議所の魅力を伝 えるしかありません。地域での様々な活動はもとより、青年会議所の強みは、秋田、東 北、日本と国内697LOM、約36,000名のメンバーがいることです。また、青 年会議所だからこそ聞ける話やネットワークは大きなメリットとなるはずです。多くの 人の話を聞き、思いを巡らせ、事業を行うことで自己の成長の糧となり、それが自企業 や地域の発展に繋がります。

 

~最後に~

私は青年会議所の活動を通して「仲間」を作ることができました。同じ目標に向かい、 切磋琢磨し、精一杯事業に取り組み、正面から相手と向き合うことで生まれる信頼関係 です。この関係は青年会議所活動を離れても変わることなく、仕事やプライベートにも 繋がる一生の財産となります。仲間は簡単にできるものではありません。一生懸命やる ことでしか成しえません。また、一生懸命な人は魅力的に見えますし、かっこいい大人 に見えます。そういう姿を若者や地域の人に示すことができれば、若者流出の歯止めや 会員拡大に繋がるのではないのでしょうか。私はこの仲間を青年会議所在籍中にひとり でも多く作りたいし、会員の皆にも作ってほしいと思います。 青年会議所は必ずしも入らなければならない団体ではありません。自分の意志で入会 し、会費を払い事業を行います。精一杯やることが個人の成長、自企業への還元、地域 への貢献となります。 明るい豊かな社会を目指し、子ども達の咲顔あふれる未来へ繋がるように1年間頑張 ってまいります。

基本方針

1. 一つ一つの事業に責任を持ち、失敗を恐れず精一杯取り組むこと
2. 地域に誇りを持ち、咲顔あふれる未来に繋がる事業の実施
3. 積極的に事業や活動に参画し自己研鑽に励むこと

 

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